2025年8月1日(金)、牧師は地域の学童クラブ様からお招きを受け、「夏休み 手話教室」に行ってきました。

私は20代の頃、少し手話を勉強したことがあります。

ある学童クラブの指導員さんと話をしていたとき、そのことをポロっと話すと、「じゃあ、夏休みに学童クラブに教えに来てくれませんか?」とのこと。「手話はまったくはじめてという小学1~3年生たちに、1時間くらいで」と。

私の手話は初心者レベルなのですが、「こどもたちに『手話』を知ってもらう、その入り口、きっかけになればいいな」と思い、ボランティアとしてお引き受けしました。

クラブに着くと、30人ほどのこどもたちが待っていてくれました。夏休みの元気いっぱいのこどもたちです。

最初は、「手話について」の紹介コーナーです。

まずは手話を使って簡単な自己紹介。この時点で、みんな興味津々です。

このあと、「みんなは、手話を見たことがありますか?」と質問し、

「手話ってな~に?」
「耳の聞こえない人たちについて」
「耳が聞こえないと困ること」
「わたしたちにできることはなに?」

と、パワーポイントを使ってわかりやすくお話をしていきます。
こどもたちは初めて聞くお話なのか、「ふ~ん、そうなのか~」という表情です。

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次は、「簡単な手話ことば」の紹介コーナーです。
「覚えようとしなくてもいいんだよ。まずは、やってみよう!」と声かけ。

「おはよう」「こんにちは」「元気?」などのあいさつ。
「たのしい」「おいしい」などの気持ちを伝えることば。
「勉強する」「遊ぶ」「みんな」「いっしょに」など、学校で使えることば。
そして、「ともだち」「ともだちになろうよ」。

みんな、表情もつけて上手にまねしてくれます。

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最後は、「手話を使って歌おう」のコーナーです。

『ともだちになるために』(作詞:新沢としひこ、作曲:中川ひろたか)という歌を、手話をしながら、歌いながら、覚えていきました。

みんな、なかなかいい感じです。

聞けば、今日ここから練習を始めて、夏休み中に何かの会で発表する予定なのだそうです。今はお手本を見ながらの手話ですが、これから少しずつ練習していけば、歌も手話もすぐに覚えて、上手にできるようになるでしょう。

あっという間に1時間ちょっとが過ぎてしまいました。楽しかった~!

会が終わって帰るときには、こどもたちが早速覚えた手話を使って、「さようなら!」「また、会おうね!」をしてくれました。

私も長く学童保育の指導員をしていましたので、「夏休みをどう過ごすか」を考える大変さがよくわかります。長い夏休み、こどもたちにはいろいろなことを体験させてあげたいですよね。

ここの学童保育では、夏休み期間中、「手話教室」のほかに、「ダンス教室」「マネー講座」「フラワーアレンジメント」「防災教室」などを計画しているそうです。

「~をやってみた」という感じで、まずはこどもたちにいろいろなことを体験してもらい、その中から何か自分の中に「好きなこと、興味のあること」が出てきたらいいなあと思っているとのこと。

私も「こどもたちが自分の世界を広げていくそのきっかけやお手伝いができる大人になりたいな」と、60手前にして改めて思いました。

お誘いいただければ、保育園幼稚園、放課後児童クラブ(学童保育)、町内会児童クラブなどに、牧師がおじゃまします。

今回は「手話教室」でしたが、「クリスマス会」「読み聞かせ」などにも対応いたします。

牧師は、牧師の仕事をしながら保育園に長く勤め、学童保育の放課後児童支援員として働いてきました。こどもたちを笑わせることが大好きです。社会福祉士です。

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