教会の牧師をしながら、平日は富山市内の私立保育園で用務員と学童保育の仕事をしています。

このたび、福祉会の人事異動で系列の別の保育園(こども園)に異動することになりました。

今週29日(金)が最後の勤務日となります。最後の1週間は、春休みに入ったので学童保育で過ごすことになります。

先週金曜日、保育園の用務関係の引き継ぎを終えて、荷物の片付けも終わると、ほんのちょっぴり感傷的な気分に……。

保育士の資格を取ろうと思ったのは36歳のとき。38歳で保育士資格を取得し、私立保育園で学童保育指導員として働き始めました。10年働いた後、現在の福祉会・保育園に移って9年。新しい職場は学童保育がないので、おそらく、保育士、放課後児童指導員の資格を活かして働くことはもうないでしょう。いろいろあって楽しかったな…。

用務員としても、いろいろな仕事をさせてもらえておもしろかったです。一番好きだったのは、やっぱり花の世話。現保育園の玄関アプローチには、卒入園に合わせて、ビオラとチューリップを植えたプランターを並べて花道を作ってあるのですが、ビオラがいい感じで咲いています。チューリップが咲くのを見ることができないのが、ちょっとだけ残念。

「先生、いなくなっちゃうの……?」「うん……」「………」
これはこどもとのやり取り。

「えーっ!いつも花を見るのが楽しみだったのに……」
これは保護者の方からのお言葉。

「先生って、用務だから異動がなくて、いつまでもいてくれる、ある意味保育園の一部そのもののように思ってました……。だから、まさか異動だなんて……」
これは同僚保育士さんからのお言葉。

私自身、思わぬ異動でしたよ。

新しい場所で新しい人たちと出会うための、神様の計らい…ですかね。